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福島第一原発で凍土遮水壁にトラブル…冷却液を流すポンプ全10台が停止 福島(福島県)



福島第一原発で凍土遮水壁に冷却液を流すポンプが止まっているのが見つかりました。東京電力では復旧に向け原因の調査を急いでいます。

福島第一原発の凍土遮水壁は、原子炉建屋に流れ込む地下水の量を抑えるために、建屋の地下を取り囲むように地中を凍らせて作った氷の壁です。東京電力によりますと、21日午後7時40分ごろ、地中を凍らせるための冷却液を流すポンプ全10台が停止しているのを作業員が確認したということです。仮に停止しても、凍土遮水壁は、数か月保たれるということで、現時点で、地下水水位の有意な変動などは確認されていません。東京電力では、復旧に向け、原因の調査を急いでいます。


(07/21 22:20 福島中央テレビ)

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