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「無意識にペットボトルの水を飲んでしまった」被ばく低減のための飲食禁止エリアで作業員が飲水 東電・福島第一原発(福島県)



東京電力は協力企業の作業員が、福島第一原発の「飲食禁止エリア」でペットボトルに入った飲み物を飲んでしまったと発表しました。

福島第一原発構内では、放射線被ばくを減らすため休憩所などを除くエリアでの飲食を禁止にしています。

東京電力によりますと、5月23日、協力企業に所属する30代の男性作業員が、構内を走るバスの中で「ペットボトルに入った飲み物を飲んだ」と、自ら上司に申告したということです。

男性作業員は「無意識に飲水してしまった」と話していて、その後の検査で放射性物質の内部取り込みは確認されませんでした。

東京電力は再発防止策を講じるとともに、原子力規制庁に事案を報告するとしています。


(05/26 18:03 福島中央テレビ)

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