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「ようやく販売することができてホッとしています」福島県内にも“随契備蓄米”店頭に(福島県)



米の価格高騰を受けて、随意契約による売り渡しが始まった政府の備蓄米。東京などでは大手コンビニエンスストアの店頭に並びましたが、福島県いわき市のスーパーにも届き6日から販売される予定です。

東京都内のファミリーマートを訪れた小泉農林水産大臣。手にしていたのは、随意契約で売り渡された備蓄米です。5日朝からその販売が始まったのです。

■小泉農水相
「2週間ぐらいでファミリーマートは全国1万6000店舗で、提供していただけるということなので、かなり全国的に面的な備蓄米の展開に繋がるのではないか」

こちらの店舗では、準備された備蓄米が約30分で完売したということです。

またローソンは東京と大阪の店舗で1キロと2キロの備蓄米がそれぞれ10袋ずつ店頭に並びました。全国での販売は14日からを予定しています。

また、セブン-イレブンは、6月17日から東京や大阪、四国で販売を始め、順次、全国に販売を拡大する方針です。

その随意契約の備蓄米。5日、福島県内のスーパーにもやってきました。

■平瀬史敦記者
「いわき市のスーパーには、先ほど備蓄米が到着し、今搬入作業が行われています」

こちらは、いわき市にあるスーパーのマルトSC君ヶ塚店です。店では6日から備蓄米を店頭販売する予定でその準備が行われました。

販売するのは2022年産の備蓄米で、5キロ入りの袋が600袋。1袋あたりの値段は約2000円です。

6日午前8時から整理券を配布し、1家族1袋までに制限をして販売します。

■マルト商事 伊藤正紀さん
「ようやく弊社入荷しまして、お客様に販売することができてホッとしています。お求めやすい価格でいち早く提供することができて嬉しく思います」

いわき市などで37の店を展開するマルト。6月中旬には、すべての店舗で備蓄米を販売する予定だということです。


(06/05 18:37 福島中央テレビ)

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