■石破首相辞任表明で市民の反応は「もう変わらないのでは」「国民不在」県選出の議員は「またスタート」「復興をゆるがせにしない」 福島(福島県)
7日夕方、辞任を表明した石破総理大臣。生活を取り巻くさまざまな課題の解決に解決の道筋が見えない中、この退陣劇に県内からも様々な声が聞かれました。
日曜日の夕方に飛び込んできたニュースに、驚いた人もいたようです。
■街の人は…
「ちょっとびっくりしました」
「石破さんが? おれ知らなかったな」
■石破首相
「この度私は自由民主党総裁の職を辞することといたしました」
自民党内の「石破おろし」が日ごとに過熱する中、石破総理は7日、自ら身を引く決断をしたのです。辞める理由として石破総理は、去年の衆院選と先の参院選で自民党が大敗した責任と、アメリカとの関税交渉に一区切りがついたことを挙げましたが、無念さもにじませました。
■石破首相
「この関税措置、これに伴う諸施策、そして防災庁、この設立、そして賃上げ、農政改革、そういうことは次の政権に何としても引き継いでいただかねばならない、私は強くそのように考えております。課題はいっぱいございます」
私たちの生活を取り巻く課題はいっぱいで、政治がその道筋をつけなければなりません。与党・自民党内は早速、総裁選ムード一色になりつつありますが、こうした政治の在り方は街の人の目にどう映るのでしょうか。
■街の人は…
「ゴタゴタを起こすのは石破さんじゃないんだよ、周りがそうやってるだけじゃない」
「誰になってももう変わらないんじゃないかなっていう気はします」
「内部の勢力争いが顕著で、ちょっと国民の声が不在なのかなっていう感じはする」
当の自民党内部はというと、7日いわき市を訪れていた県選出の国会議員からは…
■坂本竜太郎衆議院議員
「新たに選出されるであろう総裁、願わくば総理のもとで一致結束してますます国民の皆さんのために、国際社会のためにその役割と責任を果たしていくためのまたスタートに立ったなと責任を痛感しているところでございます」
■森まさこ参議院議員
「私はどのような方が総理になろうと今までとしてきたことと同様、福島の復興をゆるがせにしないということを求めて行きたいと思います」
「解党的出直し」を掲げている自民党。国民の声に耳を傾ける政党に変わるでしょうか。
(09/08 18:48 福島中央テレビ)
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