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只見町の雪崩による橋の流失で国道252号は新潟までの再開通のめど立たず・福島県(福島県)



只見町と新潟県魚沼市を結ぶ国道にかかる橋が流失したとみられることを受け、例年ならゴールデンウィーク前ごろには再開通している国道252号の六十里越雪わり街道ですが、新潟までの再開通のめどは立っていません。

雪崩で流失したと見られるのは只見町田子倉の国道252号にかかる出逢橋で長さ40メートルの幅8メートルの橋りょうです。(正しくは「逢う」が1点しんにょうです)
きのうの4月14日、南会津町で開かれた対策会議には、国や県に、只見町や新潟県魚沼市などが参加しました。

現地にはいまも3メートルほどの積雪があり、福島県のドローンによる調査でも橋梁は雪に埋もれ確認できていないことがわかりました。

出逢橋を含む国道252号の六十里越雪わり街道は歴史を刻む峠道で周囲に絶景が広がります。
県は除雪を進め4月25日には田子倉湖展望台までの冬期の通行止めを解除しますが、新潟県までの再開通の目途はたっていません。

■只見町の渡部勇夫町長
「再開の見通しがたたないのは非常に大きな、経済的にもそうだが、人的交流にも大きな衝撃を受けている」

福島県は専門家による調査を行い一日も早い復旧策を検討するとしています。


(04/15 17:56 福島中央テレビ)

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