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福島第一原発のデブリ、燃料由来のウランが広く分布 人の力で砕ける”もろさ”も JAEAが分析(福島県)



福島第一原発で採取された燃料デブリについて、分析を行うJAEAは、放射性物質のウランが広く分布しているなどとする分析結果を公表しました。

2号機ではことし4月、2回目となる燃料デブリの取り出しが行われました。採取した燃料デブリは茨城県にあるJAEAの施設で分析が行われ、その結果、表面には燃料由来とみられる放射性物質のウランが広く分布していました。また燃料デブリには「すき間」が存在し、人の力で砕くことができたということです。JAEAは小分けにした燃料デブリを4つの施設に運び、今後1年ほどをかけてさらに詳しい分析を進めます。

(08/28 18:40 福島中央テレビ)

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