■「身近に感じているので…」熊に襲われる被害を防ぐ研修会 福島(福島県)
熊によるけが人が各地で発生しているなか北塩原村では熊に襲われる被害を防ごうと、研修会が開かれました。
この研修会は、観光客が熊に襲われないよう注意の呼びかけや啓発をする人を育てるのが目的で開かれました。参加したのは、裏磐梯で観光客に自然のガイドなどをするボランティアたちです。研修では、本物のツキノワグマの毛皮や頭の骨、爪がついた手などを使って、熊の生態を知りながら観光客に注意や啓発をするためのプログラムづくりを学びます。
▼研修会の講師 今野万里子さん
「頭、一番大事だから、パッと(手で守るように)やって」「ここ(首)やられるのと、どっちが痛い?ここ(胸)とか、(体の)どこを守ればいい?」
▼研修会の参加者
「言葉だけじゃなくて現物を示しながら説明できるのは、やっぱり理解が深まるなと」
「場所柄、熊って結構、身近に感じているので、いろんなことが知れてためになりました」
主催した県は、今後もこのような人材育成の場をつくっていきたいとしています。
(07/25 18:52 福島中央テレビ)
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