■残暑厳しい9月でイセエビ大漁 底引き網漁解禁でタイやカナガシラも 秋でもかき氷人気衰えず 福島 (福島県)
きょうから9月です。いわき市では底引き網漁が解禁され、水揚げされた多くの魚介類で市場はにぎわいました。一方、9月に入っても厳しい暑さが続いています。秋になってもまだまだ、夏の定番商品が売れていきそうです。
いわき市では、県沖での底引き網漁が解禁されました。小名浜魚市場にはタイに、カナガシラなど、水揚げされた魚介類およそ296キロが早速、競りにかけられました。いずれも例年並みの価格で競り落とされたということです。今後は、いわき市の魚「メヒカリ」の水揚げも期待できるそう。
一方、1年を通して行われている「刺し網漁」ではイセエビが大漁で、きょうも多くのイセエビが水揚げされていました。イセエビは比較的高い水温を好むそうで、組合によりますと、県沖でも海水温が上昇していることから、漁獲が増えたと見られています。
一方で…
■小林瑞記者リポート
「きょうで9月に入りましたが、強い日差しが照り付け、手元の温度計では30度を超えています」
9月になりましたが秋の気配は感じられず、きょうも各地で気温が上がりました。
■3歳の男の子とお母さんは…
(記者「暑さ、どう?」)
子「ちょっとこれは暑いね〜」
母「9月なのに、すごい暑くて大変です」
日中の最高気温は、二本松や伊達市梁川などで37度を超え、県内30地点の内13地点で、9月の観測史上最高を更新しました。
この厳しい残暑でまだまだ売れると期待されているのが、夏のおやつの定番、かき氷です。取材したこちらの「富久栄(ふくえい)珈琲」で特に人気だというのが、かき氷。コーヒーのうま味たっぷりのソースがかかっていて、中には自家製の珈琲ゼリーが! 暑さが続いている影響で、かき氷の売り上げは去年の2倍ほどだそうで、これからも売れていくだろうと、店は予想しています。暑い日に食べるかき氷はやはり…
■小林瑞記者リポート
「冷たくふわっとした氷と、エスプレッソのクリーミーなソースが、相性抜群です」
■富久栄珈琲 うすい店 宗形 百夏 店長
「(予想だと)9月も30度以上の日々が続いているので、9月までは注文が多いと思います」
(09/01 18:31 福島中央テレビ)
・TOP
Copyright(C)NNN(Nippon News Network)