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「関係ないのに共犯者らに安易に同調し犯行に…」相馬市集団暴行事件で21歳被告に判決 福島(福島県)



相馬市で20代の男性を集団で暴行し、暴力行為等処罰に関する法律違反の罪に問われた被告の男に、裁判所は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

暴力行為等処罰に関する法律違反の罪で判決を言い渡されたのは相馬市の無職、永田直嵩被告(21)です。判決によりますと、永田被告は今年4月、知人2人と相馬市の路上で当時23歳の男性を路上に転倒させ、順次、暴行を加えました。男性は助けを求めることが困難な状況で、永田被告たちは抵抗しない状態の男性に暴行を加えたということです。永田被告は男性と特段の関係がないにも関わらず、共犯者らに安易に同調し犯行に加担したということです。判決公判で、福島地方裁判所相馬支部の岩田真吾裁判官は「犯行は卑劣で悪質であるが、共犯者らに比べれば永田被告が果たした役割は一定程度従属的で軽いものであった」などとして、永田被告に懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。


(07/25 14:44 福島中央テレビ)

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