■郡山市の総合体育館がグランドオープンへ 座席数が2556席→5013席と大幅アップ!(福島県)
郡山市の総合体育館が、約1年の改修工事を経て、グランドオープンします。こけら落としをつとめるのは、郡山市がホームの福島ファイヤーボンズです。
2024年3月から改修工事を行っていた郡山総合体育館=「宝来屋ボンズアリーナ」。新たな装いとなった体育館は、移動式の観覧席を設け、座席数が2556席から5013席へと大幅アップ。照明もLEDになり、明るくなったほか、利用者にはうれしい「トイレの数」も増えたといいます。
以前は、駐車場と体育館を結ぶ横断歩道によって、信号待ちによる渋滞が体育館前の大通りで頻発していましたが、その対策として「ペデストリアンデッキ」を設置。周辺の交通環境も整備しました。
約30億円をかけ、改修工事を行った大きな理由の1つが、2026年から始まるバスケットボールの新リーグ=Bリーグプレミアの基準を満たすためです。そのため、体育館の3階には個室観覧席=VIP席も用意されました。
グランドオープンを、いよいよ12日に控えた宝来屋ボンズアリーナ。こけら落としをつとめるのは、もちろん、Bリーグ=福島ファイヤーボンズです。
11日は、大幅に変更されるという演出のリハーサルが行われました。5000席近く用意された12日のチケットは完売したということです。
これまで須賀川市などで試合をしていたファイヤーボンズですが、12日が、待ちに待った「正真正銘のホーム戦」。選手たちも気合い十分です。
■元日本代表 栗原貴宏ヘッドコーチ(郡山市出身)
「僕が小学校、中学校、高校とよく使っていた体育館だけにその変化を感じたのですごく感慨深い。なんとしても郡山でこの体育館で皆さんに勝利を届けたい」
その対戦相手は…3年連続B2東地区を制した強豪のアルティーリ千葉です。二本松市出身でチーム9年目の菅野翔太選手も闘志を燃やします。
■菅野翔太選手(二本松市出身)
「5000人のブースターの皆さんの力を借りて今シーズン(対A千葉戦)まだ0勝4敗なので、新しいアリーナのこけら落としを勝利で終われるようにブースターの皆さんと一緒に戦い抜きたい。応援よろしくお願いします。」
新しくなった舞台でどんな活躍を見せてくれるのか。目が離せそうもありません。
(04/11 19:13 福島中央テレビ)
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