■日本の紫外線量は年々増加…理由は「空気がきれいになった」からだった!? 福島県(福島県)
最近では、百貨店などで男性用の日傘なども売れていると言います。ここ数年の厳しい暑さもあり、紫外線対策はより身近になってきている印象です。
その紫外線をめぐっては気になるデータもあります。実は年々、紫外線が強くなっているというんです。
こちらは気象庁がまとめた茨城県つくば市の地表に到達する紫外線量を1990年から調べたものです。増加傾向が続いています。
この理由として環境省は、大気の変化をあげています。
日本では、公害をなくし、大気をきれいにする取り組みが続けられてきました。この結果、以前に比べて大気はきれいになり、紫外線をさえぎっていた大気汚染物質が減少。そのため紫外線をカットする効果が薄くなり、紫外線量は増加傾向にあると分析しているんです。
こうしたことからも紫外線対策は今後も重要といえそうです。
気象庁は、「紫外線の予測分布図」をウェブサイトで掲載しています。こういったものなども活用して、対策していきたいですね。
(04/23 18:54 福島中央テレビ)
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