■“おせち+もう1品” 定番人気はローストビーフ 物価高で迎えるおせち商戦2025のトレンドは? 福島県(福島県)
百貨店ではすでに売り切れの商品が出るなど今年もおせち商戦が活気付いています。物価高の今だからこそぜいたくな時間を過ごしてほしいと売り手も企業努力を重ねています。今年の商戦に注目しました。
2025年も残すところあと2か月あまり。新年のお楽しみの1つが「おせち」です。その予約は多くのところで始まっていて、各社、力を入れています。
とんかつ専門店の「まるやま」を訪ねると「まるやま」や「かつ丸」など県内に10店舗を展開するマルズグループでは、3種類のおせちを販売しています。
すでに予約を受け付けていて、1番人気は、こちらの「ジャンボ海老おせち二段」です。
カツが自慢のお店だけに1段目には6種類のカツがたっぷり詰められています。目玉は長さおよそ30センチ、超ジャンボなエビフライです。
さらに、二段目には「黒豆」や「栗きんとん」数の子といった縁起物が華やかに盛り付けられています。
毎年、購入するリピーターも多いそうですが今年は、さらに喜んでもらいたいとある工夫をしています。
■まるやま郡山本店 小林雄一店長
「今年のおせちは去年のものを再構築しまして品数を10品増やしました。値段がいろいろ上がってますが、やっぱりお客さんのためにということでお値段今年も据え置きでやらせていただきます」
物価高のなかでも企業努力は忘れていません。品数を増やした上、値段も据え置いています。
さらに、ウェブサイトからの購入の場合には500円引きにするサービスも展開。物価高の今だからこそお得感を大切にしています。
■まるやま郡山本店 小林雄一店長
「1番はお客様に喜んで頂きたいとい思いから。幸せな年越しをご家庭で過ごして頂きたい」
家族など、大切な人たちと食べる料理だからこそ特別な逸品を提供しようと百貨店もこだわっています。
■うすい百貨店 興治沙緒里さん
「おせち専用のカタログのほうから品物を選んでいただいて注文いただいております。地元で人気のおせち料理から始まりまして、東京とか京都のホテルや料亭のおせちとか」
郡山市のうすい百貨店では県内はもちろん、全国各地の有名店の「おせち」が取り寄せられます。その数はおよそ130種類。なかには、すでに売り切れているものもあると言います。
■うすい百貨店 興治沙緒里さん
「かなりご注文いただいておりまして、せっかくなので豪華なものを準備したいという気持ちで購入される方が多いのかなと感じています」
「物価高の今だからこそ、お正月は豪華に過ごしたい」そんな思いに応える品ぞろえにしています。一方で…
■うすい百貨店 興治沙緒里さん
「(おせちと)一緒に食べられるローストビーフとかも非常に人気ですね」
「おせち」プラスもう一品というニーズも多いそうで、お肉やスイーツの詰め合わせも注文されています。
このほか、人気キャラクターのおせちも登場するなどその種類も広がりを見せています。
■うすい百貨店 興治沙緒里さん
「年末年始、一年に一度しかない豪華な機会ではありますので、楽しい年末年始を過ごしていただければなと思います」
(10/31 18:42 福島中央テレビ)
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