■阿武隈川より東側は熊はいないはずが…浜通りで捕獲・福島(福島県)
暖かくなってくると注意が必要なのが熊です。
冬眠から目覚めた熊がエサを求めて活動を始めていて、県内でも熊の目撃件数が急増しています。
14日大熊町の山林で捕獲されたのは体長162センチ、体重72.4キロの雄のツキノワグマ。
イノシシやアライグマを捕獲するため、仕掛けていた罠にかかっているところを捕獲されました。
県によりますと、これまで阿武隈川より東側に「熊はいない」といわれてきましたが、ここ数年、浜通りでも熊の目撃情報が寄せられるようになったといいます。
今回、浜通りで熊が捕獲されたのは統計がある2013年以降初めてです。
活動域を拡大する熊。
喜多方市では2024年12月熊が民家に侵入し居座る事態に。
体長90センチほどの熊は、机の上にあった食べ物を食い荒らし発見から、約21時間後に捕獲されました。
暖かくなると冬眠から目覚めエサを求め、活動を始める熊。
県内では毎年、山菜採りなどで山に入った際熊に襲われる事故が起きていて2024年シーズンは6人が死傷しています。
2025年は、4月に入り熊の目撃件数が9件と急増。
県は、県内全域に「ツキノワグマ出没注意報」を出し対策するよう呼びかけています。
(04/17 18:37 福島中央テレビ)
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