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「風味もあって粒揃い」コメを安定して確保したい首都圏の米穀店、福島県で視察&試食 県は販路拡大図る(福島県)



県産米の販路拡大に向けて、首都圏の米穀店の関係者を招いた視察ツアーが開かれました。

大玉村(おおたまむら)の田んぼを訪れたのは、神奈川県や埼玉県の米穀店の関係者です。ツアーは県産米の販路拡大を図ろうと県が企画したもので、首都圏の米穀店の関係者に実際に産地を訪れてもらい商談に繋げるのが狙いです。田んぼでは間もなく収穫が始まる県のブランド米「福、笑い」の生育状況などを農家が説明しました。全国的なコメ不足の中、ツアーに参加した関係者からは…

■神奈川県の米穀店 大貫 正雄さん
「去年、今年は(米の)確保がどうしようもなかった。そういう関係で少しでもつながりがあって、安定供給してもらえるところが見つかればと思って」

その後、農業センターでは大玉村産の新米「五百川(ごひゃくがわ)」など3つの品種を食べ、新米の出来を確かめていました。

■埼玉県の米穀店 堂迫 永一さん
「非常にいい出来だと思います。新米はやっぱり風味があっていいですね、おいしいです、非常に粒も揃っていて」

新米の流通も始まる中、質の高い県産米を取り扱いたいと関係者も期待を寄せています。県内でも早場米の出荷が始まっていて、9月から10月にかけて「コシヒカリ」などの主力品種が出荷されます。

(09/04 18:56 福島中央テレビ)

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