■19日喜多方市や会津若松市で熊の目撃相次ぐ 人や物の被害なし 注意を呼びかけ(福島県)
19日、喜多方市や会津若松市で、熊の目撃が相次いでいて、警察が注意を呼びかけています。
熊が目撃されたのは、19日午前7時半ごろ、喜多方市慶徳町豊岡字川原田地内の主要地方道喜多方西会津線の濁川橋上です。
警察によると、男性が橋の北側の河川敷に体長約70センチメートルの熊1頭を目撃したということです。
19日午後0時55分ごろには、会津若松市北会津町三本松字下大川向地内の阿賀川中州で、草藪を歩いている、体長約1メートルの熊1頭が目撃されました。
また、19日午後3時ごろには、会津若松市東山町大字湯本字寺屋敷地内の山林でも、体長約1メートルの熊1頭が目撃されています。
いずれも、熊による人や物の被害は確認されていません。
警察は、パトカーで目撃場所付近を警戒するとともに、付近の住民に注意を呼びかけています。
【もし、熊に遭遇してしまったらどうしたらよいか?(福島県自然保護課より)】
@まず、熊と距離がある場合は刺激を与えないように熊のほうを見たままゆっくり後ずさりして逃げましょう。
A障がい物となる木や岩などがあればその陰に隠れるようにしながら距離を取るようにしてください。
Bまた、熊との距離が近い場合は「クマよけスプレー」などを持っていれば、吹きかけるのも有効です。
Cそれでも襲ってくるような場合は致命傷となるような頭や首を両手で覆いながらその場にうつぶせになり命を守るようにしてください。
夏になると山のエサが減り生活圏近くまで熊の行動範囲が広がりますので、今後も十分注意が必要です。
(07/19 20:38 福島中央テレビ)
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