NNNニュース

参院選・激戦の福島選挙区 開票作業進む“当選確実はまだ” (福島県)



5人が立候補した福島選挙区は、事実上の与野党一騎打ちの展開になっています。

裏金問題で逆風の与党・自民党。
元法務大臣の現職も必死の選挙戦に…やまぬ逆風に大物も次々県内入り。

■自民党 石破総裁
「近くで見れば怖くないといわれる私が内閣総理大臣・石破茂であります」

そこに戦いを挑む野党は、立憲民主党の新人。

■立憲民主党 小熊慎司県連代表
「正直な政治、裏のない政治を実現するためにも何が何でも石原洋三郎を国政壇上に押し上げてください」

新人候補は、知名度をあげようと、走る!走る!ひたすら走る!

共産党も土壇場で候補を一本化。
必死の戦いに政界の剛腕の異名を持つ、立憲民主党の小沢一郎議員も政権を左右する激戦の一人区、福島選挙区。与党への逆風に、台風の目となった参政党も参戦。

5人の対決の結果は…

20日午後9時55分現在の最新の開票状況です。

まずは、福島選挙区全体です。開票率は56%です。

森雅子・自民・現   18万5220票
石原洋三郎・立憲・新  17万597票
大山里幸子・参政・新 11万3836票
遠藤雄大・無所属・新   1万3248票
越智寛之・N党・新    4375票

自民党の森雅子さんの事務所にいる河岸アナウンサーは「午後8時の段階では重苦しい雰囲気だったのですが、10分ほど前にリードしていると会場でアナウンスがあり皆さんの表情も少し緩んできたようにも見えます」と中継しました。

立憲民主党の石原洋三郎の事務所にいる加藤アナウンサーは「時間と共に支援者が増えてきて、この部屋以外にも会場の外に約30人の支援者関係者の方が吉報を待っています県連の宮下幹事長は、石原さんの地盤でもある福島市に期待したいと話をしていました」と伝えました。

改めて現在(20日午後10時ごろ)の開票状況をみてみましょう。

開票率59%で、自民党の現職・森雅子さんが19万9019票
立憲民主党の新人・石原洋三郎さんが18万2336票となっています。

開票作業が続いていますが、勝敗のポイントはどこになりそうでしょうか。

与野党一騎打ちの接戦となっていますが、それぞれの地盤である森さんはいわき市、そして石原さんは福島市の大票田でどれだけ得票を伸ばせるかが勝敗のポイントとなりそうです。

また、有権者数が県内で最も多い郡山市で浮動票をどれだけ取り込めるかも注目されます。

(07/20 22:35 福島中央テレビ)

TOP

Copyright(C)NNN(Nippon News Network)