■部下に暴言を伴う不適切な指導…福島駐屯地・2等陸尉が停職12か月の懲戒処分 福島(福島県)
陸上自衛隊福島駐屯地は、所属する30代の2等陸尉が部下に暴言を伴う不適切な指導をしたとして、停職12か月の懲戒処分にしたと発表しました。
2日付で懲戒処分を受けたのは第44普通科連隊の30代2等陸尉です。
発表によりますと、2等陸尉は2022年8月下旬から同年9月中旬までの間、駐屯地で部下隊員を指導する際、暴言を伴う不適切な指導をし、精神的苦痛を与え、精神疾患を発症させる一因をなすとともに、職場環境を悪化させたとして、停職12か月の処分としました。
2022年9月19日にこの部下隊員から上司に相談したことで事案が発覚しました。事案発生から3年が経過しての処分について福島駐屯地は「処分のための調査が続いていた」としています。
部下隊員はいまも休職中で、一方、2等陸尉は2日付けで依願退職を申し出ているということです。
陸上自衛隊福島駐屯地・第44普通科連隊長は「隊員がこのような事案を起こしたことを重く受けており、お詫び申し上げます」「今後、隊員に対する指導及び教育を徹底し、職場環境の改善を図って参ります」とコメントしています。
(06/02 17:40 福島中央テレビ)
・TOP
Copyright(C)NNN(Nippon News Network)