■いわき信用組合に東北財務局が業務改善命令 理事長や専務理事などは退任へ(福島県)
大口の融資先の赤字補てんで不正融資をしていたと明らかになったいわき信用組合に対し、東北財務局は業務改善命令を出しました。
いわき信用組合は2008年7月ごろから2011年にかけて、旧経営陣が取引先の企業の赤字を補てんするため総額で10億円を超える不正融資をしていたことを去年11月に公表しています。その他にも、無断で客の口座を偽造して資金を流用していた疑いが浮上していて、東北財務局は経営管理態勢などに重大な問題があると判断し、29日付けでいわき信用組合に業務改善命令を発出しました。
いわき信用組合は、業務改善命令を受け「今回の処分を厳粛に受け止め、このような事態を二度と発生させることのないよう、経営陣の責任を明確にしたうえで、経営陣の大幅な入れ替えを断行いたします。具体的には既に退任を表明している理事長、専務理事ほか役員が退任いたします」とコメントしています。
(05/29 10:29 福島中央テレビ)
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