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「猛暑すぎ。」小野町では観測史上最も暑い日に 福島(福島県)



7月22日は、二十四節気の1つ「大暑」です。一年で最も暑さが厳しい頃と言われていますが、小野町では観測史上最も暑くなるなど、言葉通りの暑い1日となりました。猛烈な暑さとはいえ、外で働かざるを得ない人もいます。そうした現場での熱中症対策を取材しました。

7月22日は、一年で最も暑さが厳しい頃と言われていますが、「それにしても…」の暑さとなりました。

■街の人は
「断然暑い 猛暑すぎ。」(4秒)「水分いっぱいとるようにしています。」(3秒)

体温超えの猛烈な暑さとなったところが続出しました。小野町では観測史上、最も暑くなるほどです。郡山市では、この暑さに横断歩道は、日陰で信号待ち。冷たい飲み物を手にする人や…。携帯型の扇風機を手にする人もいました。危険な暑さであっても、外でお仕事をする人たちもいます。取材したのは郡山市の建設現場です。熱中症を防ぐため、気温などを常に確認しながら、工事が進められていました。例えば、こちら…、ファンがついた作業着です。職人は安全上、夏でも長袖を着ますが外気を取り込んで、快適に仕事ができるそうです。

■職人
「中で風が回るので、着ているのと着ていないのでは、全然違います。」

さらにこちらでは、ミストも用意されていて、冷たいミストで体をクールダウンさせることができます。また1時間に1回の休憩には…

■職人
「ありがとうございます!いただきます!」

アイスなど冷たい食べ物が配られていました。そして、ちょっと珍しいものも…

■?山建設 工事部 渡邉 勝則 副部長
「こちらはですね、冷蔵庫の中にバナナが入っています。こちら、バナナで塩もありますので塩バナナとして職人さんに食べてもらいっている。」

塩分と栄養をいっしょにとってもらおうという工夫です。

■?山建設 工事部 渡邉 勝則 副部長
「人の力で建物は建っていくので、職人さん一人ひとりを大事にしていかないと建物が成り立たない。」「職人さん一人ひとりの体調をみながら全体をみながら工事を進めていきたい。」

県内は23日も危険な暑さが続く見込みで万全の熱中症対策が必要です。


(07/22 18:34 福島中央テレビ)

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