■エアコンを使用中にコンセントから火柱…その使い方、大丈夫? 夏を前にエアコンの点検を 福島県(福島県)
夏の熱中症予防に、今や無くてはならない「エアコン」ですが、その使い方を誤ってしまうと思わぬ火事を引き起こしてしまうかもしれないんです。その注意点を取材しました。
ムシムシとした梅雨や夏がやって来ると使う機会が増える「エアコン」。もしかしたら、もう使い始めたという人もいるかもしれません。
ただ、そのエアコン。使い方を間違うと、命取りになってしまうおそれがあるのです。
製品評価技術基盤機構・NITEが行った実験によると、延長コードを使ってエアコンを稼働させていると、コンセント部分から発火するケースがあるといいます。消費電力の大きいエアコンの場合、普通の電源タップだと、その電力に耐え切れず、異常に熱を帯びるのが原因です。
エアコンは必ず、専用のコンセントに電源プラグを差し込むようにしましょう。
エアコンのお手入れにも注意が必要です。掃除用の洗浄液をエアコン内部の配線や部品に吹きかけてしまうと火事の原因になってしまいます。
エアコンの掃除は、メーカーに相談するか専門の業者にお願するのが良いということです。
NITEによりますと、エアコンがきっかけとなる事故は、使う機会が増える7月が最も多く、次いで8月と、夏に集中します。
今の使い方が大丈夫なのか、エアコンやその周りにほこりや汚れはないか、機械そのものに異常はないか、本格的な夏を迎える前の今のうちから「試運転」をして、事故を防ぐようにしましょう。
(06/04 18:33 福島中央テレビ)
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