■定例県議会が開会 補正予算案にマーケティング関連費・若者の県内定着促進事業費等を盛り込む 秋田(秋田県)
定例の県議会が8日始まりました。
今後様々な政策を行う上での手がかりを得るための調査=マーケティングの費用や、若い世代の県内定着を促す事業に充てる費用などを盛り込んだ補正予算案などを議論します。
県が提出した補正予算案は、一般会計の総額で9億5,600万円余りです。
鈴木知事肝いりの政策である、マーケティングに関する取り組みには1,400万円余りを盛り込んでいて、外部から新たな人材を招く計画です。
若い世代の県内への定着や、県外からの移住の促進を図る事業、観光客の獲得を目指す事業にも、あわせて約5,500万円を計上しています。
鈴木知事
「人口減少対策については、大学生等の県内就職促進に向け、帰省時期に合わせて秋田新幹線の一部の車両を貸し切った就活イベントを開催するほか、交通費相当額の一部をキャッシュレスポイントの付与により支援し、県内で開催される企業説明会やインターンシップ等への学生の参加拡大につなげてまいります」
県は、6月から7月にかけて極端に雨が少なかった渇水で影響を受けた農家への支援策に関する費用は補正予算案に盛り込みましたが、先月以降の大雨からの復旧事業は、被害状況や支援策がまとまり次第、改めて予算を追加することにしています。
(09/08 11:49 秋田放送)
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