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去年7月の記録的な大雨から1年 被災者に車を貸し出す支援団体にNPO法人が車を寄贈「恩返しの気持ちで」 秋田 (秋田県)



去年7月の記録的な大雨の降り始めから24日で1年、県内では2022年から3年続けて大雨による被害が出ました。

その被災者に無償で車を貸し出す支援を行った団体に県内のNPO法人が軽乗用車を贈りました。

車両は、生活困窮者などを支援する秋田市のNPO法人あきた結いネットから、日本カーシェアリング協会に贈られました。

日本カーシェアリング協会は、災害で車を失った人などに無償で車を貸し出す支援を行っていて、県内では3年前から大雨被害に遭った人たちに延べ105台の車を貸し出しました。

あきた結いネットも2年前の大雨の際、支援を受けています。

あきた結いネット 坂下美渉理事長
「あきた結いネットはホームレス支援団体なので地域の皆様から様々なご寄付をいただくんですね。その寄付を受け取る時に使っていた車両になります」「2年前に秋田で大雨が起きたときに日本カーシェアリング協会さまに軽トラックをお借りしてそれで多くの被災された方たちのご支援をすることができました」「恩返しの気持ちで今回寄付させていただくことになりました」

日本カーシェアリング協会 川村拓さん
「それぞれの被害で何が困ってくるか、やはり移動の手段、車だというふうに承知しております。わたしも被災者のひとりでした。 今回の寄付の深み、ありがたみ、その重要さを感じている所です」

本格的な台風シーズンを前に、日本カーシェアリング協会は広く車両の寄付を呼びかけています。

(07/24 18:22 秋田放送)

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