■田んぼに亀裂…葉先枯れ… 日照りや渇水による農作物への被害 深刻な水不足の可能性も 対策会議で意見交わす 秋田(秋田県)
今年の県内は、連日暑い日が続いています。
県が日照りや渇水による農作物への被害を防ごうと対策会議を開きました。
「水不足のため田んぼに深い亀裂が生じている」「葉先が枯れている」といった声があがっています。
ほとんど雨が降らない梅雨、空梅雨の影響もあり県内ではこの先、深刻な水不足が懸念されています。
こうした中、農作物の被害軽減を図ろうと県の出先機関などが各地の生育状況について報告し意見を交わしました。
秋田地域振興局担当者
「7月の高温干ばつ傾向によって、葉菜類については葉先枯れ等が発生しておりますし、果菜類、メロン等ですけれども、これについては小玉傾向でありました。」
北秋田地域振興局担当者
「米代川でも水量が足りなくて、ポンプで揚げられないということもあって、かなりの水不足がみられる地域が増加しております。次、中干しみたいな状況になりまして、かなり深い亀裂が生じている圃場もみられています。」
県農林水産部 本郷正史次長
「現時点で何か対策というか、そういったもの講じられているのかお知らせ願いたいと思います」
北秋田地域振興局担当者
「できるだけ水を確保できるような感じで順番に入れてもらえればいいなという話はしているんですけども、そこもなかなか、水が来ないとっていう話で、指導のほうもなかなか十分にできてないような状況ではあります」
特にコメの生育をめぐって県は、今後も雨が少ない状態が続いた場合、田んぼに水を引き込む時間を地域全体で調整したり節水を徹底したりして品質の維持に努めてほしいと呼びかけています。
(07/24 18:10 秋田放送)
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