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沼谷市長 外旭川まちづくり事業の現在の計画を白紙に…市の幹部と県側に意向を伝える(秋田県)



秋田市の沼谷市長は、外旭川地区で進める予定だったまちづくり事業の現在の計画を白紙にする方針を、市の幹部に伝えたことを明らかにしました。

沼谷氏が、市長選挙での公約に盛り込んでいたもので、事業を進めるうえで連携が必要となる県側にも、14日、その方針を伝えました。

前の市長とともにまちづくり事業の計画具体化を進めてきた市の幹部や担当者は、14日午後、県庁を訪れ、県側に、新市長が示した方針を伝えました。

外旭川地区でのまちづくり事業は、穂積・前市長が、計画の具体化を進めていたものでしたが、事業を進めるうえで必要な、県の、計画への同意が得られず、さらに、計画の柱だったスタジアム整備の構想もなくなり、見直しが進められていました。

沼谷市長は、市長選挙で、現在の計画を白紙にすることを公約に盛り込んでいましたが、14日に開いた市の幹部との会議の場で、正式にその考えを伝えたことを明らかにしました。

このほか、沼谷市長は、前の市長の市政運営を支えた鎌田副市長と柿崎副市長から辞職願が出されたことも明らかにしました。

正式に受理するかどうかは、現時点では明言しませんでしたが、新たな人材の起用も視野に、後任人事の検討を始めているとみられます。

(04/14 18:31 秋田放送)

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