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投資ファンドの資金を活用し経営基盤の強化へ 厳しい経営を迫られる地方の建設会社…課題解決に向け新たな動き 秋田(秋田県)



資材価格の高騰や人手不足を背景に、地方の建設会社は厳しい経営を迫られています。

こうした中、県内では投資家から集めた資金を運用する仕組み、投資ファンドの運用会社と連携して経営課題の解決につなげようという動きも出ています。

投資ファンドの運用会社との連携を始めたのは、男鹿市の清水組です。

資材価格の高騰や人手不足によって経営が厳しさを増す中、投資ファンドを運用する東京のSBI地域事業承継投資との連携を今月から始めました。

清水組 清水隆成社長
「手詰まり感といいますか、自力でやることへの限界を感じていまして、外部にコンサルをお願いするのか色々な方法を考えていた中で、こういった一つのご提案があって具体的に話を聞いてみようと思い、こういった形になりました」

投資ファンドの資金を活用した経営基盤の強化。

それに業務管理を担う人材の派遣によって、経営の効率化を図ります。

清水組 清水隆成社長
「今後こういった投資ファンドの ご協力を得ながら、会社の体制を強化し確固たるものにして、引き続き地域の皆様のために建設業を続けていきたいと思っております」

このほか、連携によって資材の新たな調達先や、Aターン就職を希望する人材の確保にもつなげたい考えです。

(07/25 17:45 秋田放送)

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