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養殖サーモンを男鹿の新たな名物に!その名も「男鹿つばきサーモン」 24日から今シーズンの水揚げスタート 男鹿市(秋田県)



ハタハタの漁獲量が年々減少する中、漁に携わる人たちにとっての新たな収入源になる可能性があるのが、ゼロから魚を育てる、養殖です。

県内でもハタハタ漁が盛んな男鹿市内では、サーモンの養殖を新たなビジネスモデルにし、地元の新たな名物として売り出そうという取り組みがあります。

PRするうえで欠かせないのが、サーモンの名前です。

市民からアイデアを募り決まった名前は…「男鹿〇〇サーモン」!安心してください。答えはこのあとすぐお伝えします。

男鹿で生まれ、男鹿で育った、いけす育ちのインドア派。丸々太ったこのサーモンが、男鹿を代表する新たな名物になるかもしれません。

山ア愛子記者
「今年取れたこちらのサーモンは3キロほどに育ちました。今後男鹿市内や県内各地のスーパーで販売されるこちらのサーモンの名前は男鹿つばきサーモンです」

男鹿市の椿漁港で育ったサーモンで、地区をPRしようと名付けられた「男鹿つばきサーモン」は、県と男鹿市、それに地元の漁業関係者が協力して養殖事業に取り組んでいるものです。

育ての親の1人が、地元で30年以上、ハタハタなどの漁をしている、腰山公正さん。

山ア記者
「ここまで大きく育ったサーモンみてどんな気持ちですか」
腰山公正さん
「とてもうれしい気持ちです。最初の頃なかなか大きくならなくてちょっと心配したんだけど、ちょっと暖かくなってきたっけ、成長がまたよくなって、ちょうどいい具合に育ってきました」
「これでちょっと冬場の収入にしたいなと思ってるけどなぁ」

地元の新たな名物として売り出すだけでなく、漁業に携わる人の新たな収入源にしてもらおうという狙いもある、男鹿つばきサーモンは、去年、286匹が水揚げされました。

今年は稚魚550匹のうち、9割ほどを水揚げできる見通しで、22日は、菅原広二市長や、養殖に関わった関係者が、順調に成長したサーモンを試食しました。

佐藤博副市長
「市長今一度味の感想を…」
菅原広二市長
「おいしいって言えば…なんかうまい表現してくれる?」
佐藤博副市長
「食レポでおいしいは禁句らしいっすよ」
菅原広二市長
「あ?」
佐藤博副市長
「おいしさを別の表現で」
菅原広二市長
「それはんだべな…」

副市長から鋭い指摘を受けた菅原市長にその味を質すと…。

菅原広二市長
「味が濃いっていうか脂っこくておいしい。山からいい水が流れてきてミネラルの入った美味しい水が流れてきて栄養豊富な水が流れてきて非常にこうそういうのも影響していると思います。いいすか?ちょっとカットして。もう1回最初からやってもいいよ。いいが?どうも、ありがとうございます」

男鹿つばきサーモンは、24日、今シーズンの水揚げが始まり、26日から、男鹿市を中心に販売されます。

(04/22 18:16 秋田放送)

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