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いまが見頃!にかほ市のサクラ あの名所も地域に親しまれてきた場所も…満開のサクラをリポート(秋田県)



秋田市では、15日、ようやくサクラが開花しましたが、県内ではすでに満開を迎えている場所もあります。

にかほ市では、広く知られた名所も、地域住民を中心に長く親しまれてきた場所も、サクラが見頃を迎えていて、あいにくの天気となった16日も、訪れた人たちが春の花を楽しんでいました。

山ア愛子 記者
「きょう(16日)は風が強く肌寒く感じますが、にかほ市の勢至公園では、満開のサクラを見ることができます」

約700本のソメイヨシノが並ぶ、にかほ市の勢至公園です。

開花の発表から1週間経ったいま、見頃を迎えています。

にかほ市の午前11時の気温は、10度あまり。

時折、風が強まる中でしたが、訪れた人たちが、満開のサクラを楽しんでいました。

サクラの見頃に合わせて、勢至公園からほど近い道の駅象潟「ねむの丘」では、次の土日に、飲食やステージショーなどを楽しむことができる「にかほ春フェスティバル」が開かれます。

田村修アナウンサー
「にかほ市の旧上浜小学校です。使われなくなった校舎は、起業家やビジネスを支援する団体がいま活用していますが、グラウンドには当時のサクラがそのまま残されています。満開です」

山形との県境にほど近い、にかほ市象潟町。

少子化による2018年3月の閉校から7年が経ちました。

旧上浜小学校は、沿岸では最も南にあって、サクラの便りがいち早く届く学校として知られていました。

多くの子どもたちの成長を見守ってきたサクラ。

最後の卒業生も、すでに高校を卒業した年になっています。

閉校したあとも、サクラは、元気に花を咲かせてきました。

約20本のサクラが、校舎を見守るようにして、この場所で咲き続けています。

(04/16 18:50 秋田放送)

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