■秋田中央交通 10月から路線バス運賃値上げ 初乗運賃は170円から210円に (秋田県)
来月から、秋田中央交通の路線バスの運賃が改定されます。
初乗運賃は、現在の170円から40円値上げして、210円になります。
運賃の値上げは、消費税引き上げによる改定を除くと、2009年7月以来約16年ぶりです。
秋田中央交通によりますと、運賃の値上げの対象は、秋田市中心市街地循環バス、国際教養大学線、高速バスを除く乗合路線バスの全路線です。
来月10月1日から運賃が改定され、初乗運賃は、大人が170円から210円に、小児は90円から110円に引き上げられます。
また、秋田空港リムジンバスの運賃は、秋田駅西口から秋田空港まで乗った場合、現在の950円から250円の値上げし、1,200円になります。
そのほか、1日乗り放題乗車券は1,000円から1,200円に値上げします。
運賃の値上げは、消費税引き上げによる改定を除くと、2009年以来約16年ぶりです。
値上げの理由は、利用者数の減少、燃料費や資材価格の高騰が続いていること、深刻化する運転士不足に対応するための人材確保や生活防衛のための賃金引上げなどあらゆるコストが上昇して経営を圧迫していることなどがあるということです。
秋田中央交通では、「地域の足を支える交通事業者として安全・安心な輸送サービスを安定的に提供していくためには運賃改定による収支改善が必要不可欠のため、利用者には負担をかけるが、理解していただきたい」としています。
(09/23 21:00 秋田放送)
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