■今年3月のこまちとはやぶさの分離事故 使用車両の基盤が去年9月に宮城県内で分離した車両のものと同一だったことが判明(秋田県)
今年3月に秋田新幹線こまちと東北新幹線はやぶさが東京都内で走行中に分離した事故についてです。
この時使用されていた車両の基盤が、去年9月に宮城県内で分離した車両のものと同一だったことが分かりました。
この事故は、今年3月、東京の上野駅と埼玉の大宮駅の間を走行していた下りの秋田新幹線こまちと東北新幹線はやぶさの連結部分が、何らかの理由で離れ、停車したものです。
けがをした人はいませんでしたが、この影響で、秋田新幹線は、秋田と盛岡の折り返し運転が1週間あまり続きました。
全線で運転を再開している今は、分離レバーを金具で固定して、連結が外れないようにしながら走行しています。
JR東日本によりますと、この時分離した車両で使われていた連結器に電気信号を送る基盤は、去年9月に宮城県の古川駅と仙台駅の間で同じく走行中に分離した秋田新幹線こまちの基盤と同一のものを使用していたことが分かりました。
車両は違いますが、9月の事故のあと、不良動作がないことを確認して載せ替えていたということです。
JRは、引き続き、国の運輸安全委員会と協力しながら、車両が分離した原因を詳しく調べています。
(06/02 18:26 秋田放送)
・TOP
Copyright(C)NNN(Nippon News Network)