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白神山地をテーマに秋田と青森の知事が会談 世界遺産登録後初 利活用に向けて連携を(秋田県)



世界自然遺産に登録されてから初めて、秋田と青森の県知事が白神山地をテーマに会談しました。

会談では両県にまたがる白神山地の利活用に向けて連携していくことで一致しました。

会談は全国知事会議が終わったあと「白神山地の利活用と地域活性化に向けた両県の連携」をテーマに行われました。

鈴木知事は、白神山地をまだまだ生かしていける可能性を感じているとして、アウトドアの一大エリアとして活用していけるように青森側に情報交換や協力をお願いしたいと述べました。

一方、青森の宮下知事は白神山地の入れ込み客数が大幅に減少しているため、トレッキングなどのアクティビティの開発に取り組んでいて、両県の連携のきっかけにしたいと述べました。

互いに問題意識を共有できたとの認識で、今後も議論を重ねていく方針です。

白神山地をテーマに両県のトップが会談するのは、1993年に世界自然遺産に登録されてから今回が初めてです。

白神山地は、世界遺産の核心地域が秋田側は「原則入山禁止」、青森側は「届け出制」と対応が異なっています。

(07/24 18:40 秋田放送)

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