■「五の宮のゆ」の運営会社社長と元従業員計3人を追送検 コロナ禍の旅行支援制度をめぐり助成金をだまし取った疑い(秋田県)
コロナ禍の秋田県の旅行支援制度をめぐり、助成金177万円余りをだまし取ったとして、警察は21日、詐欺の罪で公判中の、鹿角市の宿泊施設を運営する会社の社長とその元従業員、合わせて3人を追送検しました。
詐欺の疑いで追送検されたのは、鹿角市にある宿泊施設「五の宮のゆ」を運営する、東日本観光の社長の藤原サダ子被告78歳、元社員の根本智恵被告56歳、それに元パート従業員の平野実穂被告40歳の3人です。
3人は、コロナ禍で行われた県の旅行支援制度を利用し、金をだまし取ろうと考え、おととし1月から6月にかけて、240泊分の宿泊があったとうその申請をして、177万余りをだましとった疑いです。
藤原被告ら3人は、おととし1月から4月にかけて、144人分の宿泊申請を行い、県から助成金合わせて約140万円を不正に受け取ったとして、詐欺の罪で起訴され、公判中です。
根本被告と平野被告は起訴内容を認めていますが、藤原被告は認否を留保しています。
(04/21 18:18 秋田放送)
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