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高校生が重機やチェーンソーを操作 体験会で林業の魅力に触れ理解深める 林業の担い手確保へ 秋田(秋田県)



林業の魅力に触れてもらおうと、秋田市で、高校生を対象にした体験学習会が開かれました。

高校生たちは実際に現場で使われている機械を操作するなどして、林業への理解を深めました。

県の林業研究研修センターで開かれた体験学習会。

林業の魅力を感じてもらおうと、高校生を対象に毎年開かれているもので、9日は金足農業高校造園緑地科の1年生34人が参加しました。

生徒たちは、グラップルという機械で丸太をつかんで動かしたり、練習用のチェーンソーを使って木を切ったりと、実際に林業の現場で使われている機械を操作しました。

鴨下望美アナウンサー
「チェーンソー使ったの初めて?」
石塚大地さん
「マジで初めてでした」
鴨下望美アナウンサー
「教えてもらって使ったけど」
石塚大地さん
「本当にチェーンソー危ないので本当怖かったんですけど、一発できれいに切れて楽しかったです」

佐々木唯さん
「(林業は)木切って、運んで、そのまま加工に行くような感じかなって思ってたんですけど、その過程がとても難しいんだなっていうことを知れたので良かったと思います」

県は、2015年に独自の研修制度、秋田林業大学校を始めるなど担い手の確保に向けて様々な取り組みを行っています。

林業従事者の数は減少傾向にあったものの、ここ数年、下げ止まりしていて39歳以下の割合も増えてきました。

県は、今後もこうした体験会を開き、若い世代の担い手を増やしていきたい考えです。

(09/09 17:46 秋田放送)

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