■地域の安心と安全を守る決意を新たに新人消防士が県消防学校に入校 約半年にわたり専門的な技術や救急救命などの知識を学ぶ 秋田県(秋田県)
県消防学校で入校式が行われ、56人の新人消防士が地域の安心と安全を守る決意を新たにしました。これから約半年間、消火などの専門的な技術や救急救命などの知識を学び、その後第一線へと配属されます。
消防学校には今年度県内に13ある各消防本部で採用された56人が入校しました。大半がこの春、高校や大学を卒業したばかりでの入校ですが、なかには一度社会人を経験している人もいて年代も経歴も様々です。県内の消防職員の数はほぼ横ばいで推移していて近年は女性消防士も増加傾向にあるということです。
これから約半年間、消防士としての心構えのほか消火などの専門的な技術や救急救命などの知識を学びます。
宣誓 秋田市消防本部 南健太さん
「消防の責務を自覚し、校則を守り和を尊び、規律ある学校生活を通じて勉学、研修に励み消防職員として地域住民の信頼に値する、人格陶冶に努めることを誓います。」
県内では、おととしの1年間で7万7千件余りの消防の出動があり過去10年間で最も多くなりました。高齢化を背景に半数以上を救急救命活動が占めますが近年は災害にともなう救助や他県への応援派遣など消防士の活動は多岐に渡っています。
横手市消防本部 秋川帆渡さん
「救急医療の最前線で働く姿を見て、私もあのように最前線で働きたいて市民の方々の命を守りたいと思い救急救命士を目指しました。」
横手市消防本部 加藤望花さん
「恩師の方が消防職員として活躍しているのをきっかけに私自身も地域住民の方の命を守りたいと思い志望しました、これからは救急救命士の資格取得を目標に知識や技術の向上を目指して頑張っていきたいと思います。」
新人消防士56人は寮生活をしながら体力づくりや訓練を重ね、秋ごろに第一線へと配属されます。
(04/11 17:53 秋田放送)
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