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全県少年野球大会が開幕 17チームが全県一を目指す 24日は1回戦・2回戦合わせて4試合 秋田市(秋田県)



全県少年野球大会が秋田市で開幕しました。今年は17チームが出場し、全県一を目指して争います。

初日の24日は1回戦と2回戦合わせて4試合が行われ、球児たちが白熱した戦いを見せました。

青空も見える中開幕した全県少年野球大会。

91回目となる今年の大会には各地区の予選を勝ち抜いた17チームが出場し、上位2チームは来月、秋田市で行われる東北大会に出場します。

美郷中学校3年 一星羚人主将
「仲間とプレーができることに誇りを持ち、思いをつなぎ、目の前の一球に全力を込め、仲間と心を一つに勝利を目指して正々堂々戦い抜くことを誓います」

開会式の後に行われた開幕試合は、2年ぶり9回目の出場の田代と、去年秋の県大会を制した山本・琴丘の合同チームが対戦しました。

初回に2点を奪った合同チーム。

3回には2アウト2塁のチャンスを作ると打席には5番・キャプテンで山本中の成田。

バットをうまく合わせライト前へ。

2塁ランナーが帰りこの試合3点目を挙げると、相手のエラーも絡んで成田は3塁に進みます。

そのチャンスを逃しませんでした。

6番・琴丘中の近藤虎之介はレフトへのタイムリーヒット。

さらに2アウト3塁1塁として8番・山本中の田中。

初球をはじき返しました。

山本・琴丘はこの回、打者8人の猛攻でリードを5点に広げます。

追う田代は5回、1アウトから5番・エースの小笠原柊。

すくい上げた当たりは待望のチーム初ヒットに。

しかし、後続がつながりませんでした。

これ以降、ランナーの出塁を許さなかった山本・琴丘が6対0で田代を下し、2回戦進出を果たしました。

山本・琴丘3年 成田優斗主将
「練習してきたことは間違いないと思うのでしっかり自分を信じて仲間を信じて戦い抜いて1勝1勝していけば優勝の道も見えてくると思うので、そこしっかり意識してやっていきたいと思います」

続く第2試合は大曲仙北3区代表の美郷と1区代表・仙北が対戦しました。

仙北の先発は背番号6の藤倉。

力のあるストレートを中心に美郷打線から3回までに5つの三振を奪います。

4回、藤倉はバットでも見せます。ノーアウト3塁2塁の場面。

自らを援護する犠牲フライ。

仙北が先制します。

その後、リードを6点に広げた仙北は6回から背番号1の長澤郁が登板。

3者連続三振に切って取りました。

継投で美郷打線を2安打に抑えた仙北。

2019年以来、6年ぶりの初戦突破でベスト8進出を果たしました。

そのほかの試合結果です。

3年ぶりに出場の比内は将軍野に4対2で競り勝ちました。

今年のチームで最多、18回目の出場となる横手南は御野場を5対0で下し、準々決勝進出です。

全県少年野球、あすは2回戦5試合が行われます。

(07/24 18:12 秋田放送)

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