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「後藤新平ゆかりの料理」岩手の先人特別メニュー 調理師専門学校生が提供 岩手県政150周年記念(岩手県)



岩手の先人に理解を深める特別メニューです。盛岡市にある調理師専門学校の生徒が作った「後藤新平ゆかりの料理」を達増知事らが味わいました。

これは岩手県政150周年記念事業の一環で、県とMCL菜園調理師専門学校が企画しました。

試食会には達増知事のほか、奥州市立後藤新平記念館の後藤康館長らが招かれました。

31日は事前に後藤新平の業績や人物像などについて学びを深めてきた専門学校生たちが、アイデアを出しながらメニューを作りました。

提供されたのは、後藤新平が大好きだったという餅を使った揚げもの「フリット」や、後藤がたびたび訪れていた築地精養軒のメニューをアレンジした「花巻産白金豚と北上産二子さといものパテ」に盛岡産のアロニア入りマスタードを添えた前菜。それに「岩手産きのこ入り自家製コンソメスープ」。

メーン料理は後藤が24歳の時、愛知で病院長を務めたことにちなんだ「岩手県産牛のパイ包み八丁味噌のデミグラスソース」など、どれも後藤新平ゆかりのコース料理です。

達増知事
「八丁味噌の甘じょっぱさが、いい感じに料理に絡んでおいしいですね」

MCL菜園調理師専門学校 調理高度技術学科2年原田奏和さん
「岩手県の方でも後藤新平を知らない方や活躍を知らない方に食べていただいて、後藤新平の今までの活躍が伝わればうれしい」

後藤新平ゆかりのメニューは、11月19日から21日までの3日間、盛岡市大通の学生レストラン「クレエ」で1500円で提供される予定です。11月12日の午前9時から電話などで事前予約を受け付けるということです。

(10/31 18:27 テレビ岩手)

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