■【東北初】地震や寒さに強く365日使用可能「耐震不凍給水栓」第1号基 盛岡市に完成 ヘラルボニーの契約作家がデザイン(岩手県)
災害に強いまちづくりを実現させるための、第一号基です。地震にも寒さにも強く一年365日24時間使える水道が、東北地方で初めて盛岡市の中心部に完成しました。
盛岡市中ノ橋通の観光交流施設、「プラザおでって」の敷地にある、「耐震不凍給水栓」です。震度5以上の地震でも壊れにくく、真冬の寒さでも凍りにくく365日、飲み水が出ます。
盛岡市が水道事業を始めて、去年90周年を迎えた記念におよそ600万円をかけて整備しました。6日から誰でも使えます。
第一号基は、障がい者のアートを世に送りだすヘラルボニーの契約作家、小林覚さんがデザインしました。水をイメージした真っ青な下地に「盛岡」、「水道」などの文字が、個性的な字体で綴られています。
小林覚さん
「お水が感じました」「すごくきれいにできましたね」「一生懸命に描きました」「どうもありがとうございました」
盛岡市上下水道局給排水課 小平敏彦課長
「災害に強い、そして市民の皆さんは安全安心に暮らしていける町にしていければなと思っています」
盛岡市は2042年度までに、災害時の「応急給水拠点」に定めた小中学校や公園など、合わせて72か所に同じ様な水道を設置する方針です。
(06/06 16:50 テレビ岩手)
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