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【大船渡市での山林火災でも訓練生きる】東北電力ネットワークが大規模災害を想定した訓練(岩手県)



 地震などの自然災害が発生した時にすみやかに停電を解消するための訓練が5日、花巻市で行われました。

 この訓練は東北電力ネットワークが毎年行っているもので、岩手を含む東北4県の支社からおよそ60人が参加しました。

 訓練の想定は、岩手県の内陸南部で地震が発生し、土砂災害で電柱が倒れ、大規模な停電が発生したという状況です。参加者は、すみやかに停電を解消するため新たに設置した電柱に高圧線を張る作業を行いました。

 東北電力によりますと、ことし2月に大船渡市で発生した山林火災では、焼けたり溶けたりした電線の修復作業にこれまでの訓練の経験が生かされたということです。

 花北電力センター配電工事課 吉田貴課長
「5日は色んな年齢層の人もいるので、機会をとらえて、技術の伝承をしてもらって、これからも、安定供給のために力強くやっていきたい」

 次回の訓練は、秋田県で行われる予定です。

(06/05 18:13 テレビ岩手)

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