■経営破綻の雫石町の老舗温泉宿「長栄館」 2026年夏リニューアルオープンへ 投資会社が再生 岩手県(岩手県)
経営破綻した岩手県雫石町の老舗温泉宿「長栄館」が、全国の温泉旅館を再生するプロジェクトの第一弾としてリニューアルされ、2026年夏のオープンを目指すことになりました。
NBIホールディングス 金谷隆行代表取締役社長
「非常に私としてはもったいないなという感覚を受けて、私たちの手でどうにか再建できないかということでチャンスをもらい、取得させていただいた。」
長栄館の再生を手がけるのは、元・星野リゾート取締役の金谷社長が去年立ち上げた投資会社「NBIホールディングス」で、17日は子会社が不動産売買の契約を結びました。
1952年創業の長栄館は、宿泊客の減少などで赤字経営が続き、2024年2月、盛岡地裁から破産手続き開始の決定を受けました。
NBIホールディングスでは、地方創生や町づくりのための投資を行っていて、長栄館は温泉旅館再生プロジェクトの第一弾だということです。
高めの価格設定で個人客をターゲットにするということで、今後改装工事を行い、2026年夏のオープンを目指しています。
(04/17 17:27 テレビ岩手)
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