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【9月1日は「防災の日」】JRが総合防災訓練 大地震時の乗客の避難誘導の手順確認 岩手県盛岡市(岩手県)



 9月1日は「防災の日」です。震度7の地震を想定したJRの総合防災訓練が岩手県盛岡市で行われました。

「頭のほかに体痛いところありますか?」「気持ち悪い…」

 訓練が行われたのはJR盛岡駅の近くにある総合訓練センターです。1日は、JRの職員と消防などあわせておよそ100人が参加しました。

 今野あさひ記者
「震度7の地震を想定して行われるこの訓練では、本物の車両を使用します」

 訓練は、地震で東北本線の列車が仙北町駅と岩手飯岡駅の間で非常停止し、列車の中にけが人を含むおよそ30人が取り残されたという想定です。

 JRの職員や消防は、避難はしごや担架を使って乗客のけがや障がいなどに配慮しながら、安全な場所に全員を避難させていました。

 JR東日本盛岡支社盛岡統括センター藤田美菜子副所長
「まずはお客様の安全を第一に考えるとともに、社員も自分自身の安全も考えて正しい行動を瞬時に取れるということを目指していきたいと思う」

 このほか、車両の下敷きになった人を救助する訓練ではおよそ37トンの車両を持ち上げる手順を確認し非常事態に備えていました。

(09/01 18:16 テレビ岩手)

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