■【全国に挑むB】専大北上サッカー部 創部初の連覇で大舞台へ 岩手県(岩手県)
シリーズ「全国に挑む」です。
3回目の22日は専大北上高校サッカー部です。
創部初の連覇を果たし、全国の舞台で6年ぶりの勝利を目指します。
(終了の瞬間)
前回の全国選手権は初戦敗退。
あれから1年。
創部初となる岩手大会2連覇。専大北上が、全国の舞台に戻ります。
しかし、ここまで決して順調な1年ではありませんでした。
新人戦、県高校総体、いずれも僅差で敗れ、県大会の最高成績はベスト4。
けがのため、シーズンを通して出場できない選手が多かったといいます。
小原昭弘監督
「ここ何年かは最低県大会の決勝には出ていた状況の中で、今年は新チーム(になって)から決勝の舞台に立てていないということ、勝つことの難しさっていうのは改めて知った」
それでも、10月に開幕した選手権の県大会を前に負傷者が続々と復調。
ようやく揃った"本来の専大北上"は勝利を重ねます。
そして迎えた決勝戦。
専大北上にとって、どうしても越えたい相手との3回目の対戦でした。
それが盛岡誠桜。県高校総体、東北選手権で2連敗を喫している相手です。
初優勝がかかる誠桜も勢いに乗り専大北上は後半までに0―2とリードされますが…
連覇を狙う王者が底力を発揮します。
ケガから復帰した菅谷が1点を返すと、後半から投入されていた金沢がすかさず同点ゴール。
もつれこんだ延長戦。
途中出場の谷が押し込みリードを広げると、最後はエース山崎が決めて試合終了。
3度目の正直でつかんだ勝利。
創部初の連覇で全国への切符を手にしました。
堅い守備から展開するパスサッカーが代名詞の専大北上。
今年は明確な強みが加わります。
1つは経験値。
去年の全国を経験した選手が9人残っており、全国レベルのチームが集う東北プリンスリーグでも3シーズン連続で残留を決めています。
2年生から10番を背負う山崎もその中心選手です。
山崎諒太選手
「2年生の時は(ゴールを)決めないといけないっていうプレッシャーで/全国では去年何もできなかったので、チームを助けるゴールでチームに貢献して絶対に日本一を取りたい」
もうひとつが層の厚さ。
小原監督も「交代で出る選手も非常に特徴がある。あとから出てくる選手も試合を変えられる」と話します。
高谷(高:はしごだか)はその一人で、ケガで出場機会こそ限られましたが、県大会では4試合中3試合でゴールを決めており、チームを勝利に導いてきました。
高谷晃稀選手
「フォワードで途中から出場することが多くて、コーチ陣からもゴールは絶対に求められていると自分の中でも思っていて/チームが勝つことが優先だが、その中でも自分のゴールで勝利をもぎ取るっていうところに関しては強い気持ちで臨んだ。」
そんな専大北上の初戦の相手は、広島県の強豪・広島皆実。
県大会決勝戦では堅い守りで相手に得点を許しませんでした。
また、決勝戦まで無失点の相手に2点を挙げる攻撃力も兼ね備えており、伝統として掲げるスローガン「堅守強攻」は健在です。
吉池晃大キャプテン
「まずは守備の部分から入って、徐々に攻撃で自分たちの強みのパスワークっていうのを活かして攻撃していって、勝利できればなって思います。」
6大会ぶりに全国での勝利を目指す専大北上ですが、もう一つ大きなニュースが…
(抽選)
吉池キャプテンが選手宣誓の大役を引き当てました。
大会が首都圏開催となってから、岩手の選手が選手宣誓を務めるのは初めてです。
吉池晃大キャプテン
「本当にもう、とりあえずビシッと決めたいですね。/やっぱり今までの人たちが良い選手宣誓をしているので自分もしっかりとその選手宣誓を決めて、全国の初戦を勝ち切って、自分たちのチームの目標である日本一を目指して勝ち進んでいきたい。」
初出場した98回大会以来、6年ぶりの勝利を。
そしてその先の全国制覇へ。
大会は12月28日に開幕し、専大北上は29日に初戦を迎えます。
(12/22 20:43 テレビ岩手)
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