NNNニュース

世相を表すユニークなかかし大集合 恒例の「かかしまつり」 岩手・紫波町(岩手県)



ユニークなかかしが大集合です!紫波町で毎年恒例の「かかしまつり」が始まり、スポーツ選手や政治家など、世相を表す様々なかかしが訪れる人の目を楽しませています。

今野記者「今話題の政治家など、多くのかかしであふれる紫波町のかかしまつり。こちらの大谷選手のかかしは本人そっくりです」

紫波町佐比内の紫波ふる里センターで開かれている「かかしまつり」は、ことしで21回目。4日も多くの人が訪れていました。

見に来た男性
「かかし?やっぱり岩手の人を応援しないとね」「好きな人が作るだろうからなんぼでも似るように作っているんじゃない?」

こちらの男の子のお気に入りは、人気アニメ・鬼滅の刃の主人公「炭治郎」のかかしです。

見に来た5歳男児
Q「炭治郎のどこが好きなの?」
男児「ここ(耳飾りを指差す)」
記者「そこかぁ」

会場に並ぶ86体のかかしは、地元の農家の人たちが農作業の合間をぬってひとつひとつ手づくりしたもので、力作ぞろい。中でも、ことし多いのが「農家の切実な訴え」です。

パネルには、”近頃の農業は大変だなぁ、そしてこの天候みんなに美味しい食べ物を味わってほしいのに!!” ”くじけずにガンバロー!!”などの文字が。

さらに、小泉進次郎農林水産大臣のかかしや、おにぎりを食べる石破茂総理など、国への期待や問いかけを感じさせるものもありました。

この「かかしまつり」は11月3日まで開かれていて、9月23日の秋分の日には人気投票が行われ、「かかし大賞」が決まります。

(09/04 18:54 テレビ岩手)

TOP

Copyright(C)NNN(Nippon News Network)