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【岩手山】来年7月の山開きに合わせて「東側の入山規制緩和」目指す方針 西側には立ち入り禁止看板設置予定 火山防災協議会幹事会  (岩手県)



入山規制が続く岩手山について、火山防災協議会の幹事会が24日、開かれました。会議では、このまま火山活動が落ち着いているならば、来年7月1日の山開きに合わせて東側の入山規制の緩和を目指す方針が示されました。

齋藤徳美 岩手大名誉教授
「安全対策これをきちっとした上で、来期には 東側の緩和といったところを行うのが妥当ではないか」

24日の幹事会では、岩手山の火山活動が低下傾向であることが報告されました。
そして、このまま火山活動が落ち着いているならば、現在閉鎖されている7つの登山口のうち、「上坊神社登山口」など東側4つのコースについて、来年7月1日の「山開き」に合わせ、規制緩和を目指す方針が示されました。

しかし、依然、西側の「大地獄谷」周辺は噴火の危険性があるとして、東側から西側のコースへ抜ける箇所に立ち入り禁止を知らせる看板を来年の春、設置する予定です。

県復興防災部防災課 久保和重総括課長
「西側の方にどのように入っていかないようにするかが一番大事なことだと思うので、看板の設置場所、登山届の徹底、どのようにやっていけるか、しっかり詰めていきたい」

今後は看板の表示内容や、登山者への連絡手段などの安全対策を話し合い、準備していく予定です。

(09/24 18:35 テレビ岩手)

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