■「秋分の日」彼岸の中日で墓参り 沿岸では「釜石よいさ」にぎやかに 岩手県(岩手県)
9月23日は「秋分の日」、彼岸の中日です。
岩手県盛岡市内の寺では秋晴れのもと、家族連れなどが墓参りして先祖をしのびました。
高気圧に覆われ、各地で爽やかな秋晴れとなった23日の県内。
盛岡市南大通の円光寺には、家族連れなどが訪れ、墓石に水をかけたり、花や線香を手向けたりしたあと、手を合わせ、先祖をしのんでいました。
墓参りに訪れた家族
「祖母はすぐ近くに住んでいたので、たくさん遊んでもらった。『いつも見守っていてくれてありがとう』というのと『引き続き見守っていてね』という 気持ちを込めてお墓参りをしました」
「暑さ寒さも彼岸まで」と言われますが、日中の最高気温は、一関市千厩で26.4℃、奥州市江刺で25.7℃となるなど、すべての観測地点で平年を上回りました。
県内は24日も高気圧に覆われ、晴れや曇りとなる見込みです。
岩手県釜石市の釜石鵜住居復興スタジアムでは恒例の「釜石よいさ」が行われた。
スタジアムでの開催が3年目となる「釜石よいさ」。
ことしは16の団体が参加し、秋晴れのもと、「よいさ」の掛け声とともに元気な踊りを見せていました。
よいさ小町 佐々川有妃さん
「私もことし3月に来て今回、『釜石よいさ』初めて見て、初めて参加させていただいたんですけど、とても楽しいので、また来年もやりたいです」
「釜石よいさ」は以前、市内中心部の大通りで行われていましたが、コロナ禍を挟んで規模を縮小し、3年前から鵜住居復興スタジアムで開催。
しかし、市の中心部での開催を望む声も多数あることから、主催する実行委員会はことしを最後に解散し、新しい組織の立ち上げの有無に応じて来年は市の中心部、またはスタジアムで「釜石よいさ」を含む新たなイベントを開催したい考えだ。
釜石よいさ実行委員会 下村達志 実行委員長
「来年以降については基本的にはこういう催しはやるつもりで考えています。踊りをなくすことはしません。特にこどもよいさは恒例行事になっているので絶対に続けていきたいと思っています」
ことしで34回目の「釜石よいさ」。
来年以降も続けられることを市民も祈っています。
(09/23 17:47 テレビ岩手)
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