■子どもたちの感性と好奇心がキラリ「ノーベルのたまご展」 岩手・滝沢市(岩手県)
滝沢市で小中学生の自由研究や工作の作品を集めた展示会が2日、始まりました。その名も、ノーベルのたまご展。展示には、子どもたちの感性と好奇心がきらっと光っています。
滝沢名物のチャグチャグ馬コと滝沢スイカをデザインしたダンボールの太鼓。小学4年生の作品です。ことしで10回目の展示会には、滝沢市内10の小中学校の児童・生徒87人が、研究や工作を出展しています。
こちらは鵜飼小学校1年の女の子の展示です。岩手の海の水で塩を作り、その工程や感想をまとめました。おじいちゃんとおばあちゃんは野田村に住んでいます。海の水をくんで海水を鍋に入れ、白くなるまで煮た後、フィルターでろかすると・・・。3リットルの海水から51グラムの塩ができました。味見をすると「少し甘かった」そうです。
蔦キャスター
「中にはことしならではの研究をした小学校1年生の子どもがいます。太平洋戦争に、親戚が出征していたそうです」
「せんそうってなに?くにどうしがぶきをつかってたたかうこと」
「ぼくのかぞくにもせんそうでなくなったひとたちがいた」。
戦争から80年経ったことをテレビで知り、親戚に話を聞いてまとめたといいます。
ほかにも、身近にあるものを使ったり観察したりして表現した力作がずらり。展示会「ノーベルのたまご展」は13日まで、滝沢ふるさと交流館で開かれていて、入場は無料です。
(09/03 16:11 テレビ岩手)
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