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「線状降水帯」発生のおそれなくなる 引き続き土砂災害などに注意を(岩手県)



台風15号の影響による大雨です。岩手県内に出されていた「線状降水帯」発生のおそれはなくなりましたが、引き続き土砂災害や河川の増水などに注意が必要です。

■大船渡市三陸町綾里
山から勢いよく流れる茶色い濁った水。大気の状態が不安定になった県内には大雨が降り、昼前にかけて「線状降水帯」の予測情報が出されました。大船渡の午後5時までの12時間降水量の最大値は85.5ミリを記録。保水力を失った山林火災の被災地では、土砂災害が懸念される状況に。

■大船渡市末崎地区公民館
大船渡市の末崎地区には「高齢者等避難」が一時出され、避難する住民の姿が見られました。

避難した人
「土砂災害の危険地域に指定された。我が家の後ろが(そのため、避難)」

■盛岡市内
成田記者 「午前7時半を過ぎた、盛岡市内です。アスファルトを たたきつけるほどの強い雨が降っています」

一方、盛岡など内陸部も朝の通勤時間帯を中心に大雨となりました。県内は警報級の大雨のおそれはなくなりましたが、盛岡地方気象台は、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水などに注意を呼びかけています。

(09/05 18:53 テレビ岩手)

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