■「宿泊税」盛岡市が導入検討 宿泊事業者向けに説明会(岩手県)
盛岡市が早ければ来年10月からの導入を検討している「宿泊税」について、市内の宿泊事業者に向けた説明会が22日開かれました。
説明会には、盛岡市内の宿泊事業者87社からおよそ40人が参加しました。
「宿泊税」は都市の魅力を高め、観光振興を図る事業に関する費用にあてるため、ホテルなどの宿泊料金に上乗せして徴収する地方税です。
盛岡市は、去年11月から観光業界の関係者や有識者などで構成する委員会で導入に向けた検討を続けています。
説明会では検討委員会で提案された一人一泊あたり200円を徴収する案などについて説明し、意見を求めました。
出席者からは宿泊税導入に関する反対意見は出ませんでしたが、「車中泊の場合はどうするのか」、「宿泊客への周知に使うステッカーなどはどうするのか」といった具体的な質問があがっていました。
盛岡市は先行導入している自治体の取り組みを研究しながら、盛岡に合う形を模索したいとしていて、早ければことし9月の市議会に「宿泊税」の条例案を提出し、来年10月の導入を目指しています。
(04/22 17:01 テレビ岩手)
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