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白線の間隔が広い横断歩道 県内初設置(岩手県)



白い線の間隔が、これまでよりも広い横断歩道が岩手に初めて設置され、目に障がいのある人たちが歩いて安全性を確かめました。

白線の間隔が従来より広い90センチの横断歩道ができたのは、盛岡駅近くのマリオスとアイーナの間の道路です。

左が従来の、そして右が新しい横断歩道です。これまでは白線同士の間隔は「45センチから50センチ」と決まっていましたが、去年「最大で90センチ」と改正されました。白線の数を少なくすると舗装工事がこれまでよりも安く済むことなどから、全国で少しずつ普及しています。

視覚障がい者のことを考えて、白線の間隔を広くできるのは、点字ブロックと音が鳴る信号が付いている場所に限られています。渡った人は。

成田優子さん
「私は弱視なのであまり白線ははっきり見えなかったのですが、エスコートゾーンが付いたことで安心してまっずぐ反対側に渡れました」

警察は今後、白線が劣化した横断歩道から必要に応じて間隔が広いものに変える方針です。

(10/30 18:41 テレビ岩手)

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