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盛岡記録的大雨から1年 今も残る爪あと 復旧工事続く(岩手県)



 線状降水帯が発生し、盛岡市が記録的な大雨に見舞われてから、27日で1年です。米内川が氾濫して大きな被害を受けた上米内地区には、いまも被害の爪あとが残っています。

江口アミ キャスター
「1年前の大雨で流出した米内川にかかる畑橋です。当時崩落した橋の一部がいまも残されたままとなっています」

 線状降水帯が発生した1年前、2024年の8月27日。1時間に降った雨の量は盛岡で68ミリ、薮川で99.5ミリと観測史上最大になり、市内では床上と床下あわせて65棟の建物が浸水しました。

 米内川が氾濫して大きな被害を受けた上米内地区では、27日も工事関係者が重機を使って当時の大雨で流れ着いた流木の撤去に追われていました。

 その米内川にかかる「畑橋」は、1年前の川の氾濫で流出しました。いまは近くに仮の橋が設置されています。再来年3月末に畑橋が本格復旧すれば、全ての工事が終わる予定です。

自宅車庫が浸水した60代男性
「先週少し雨が降ったんですよね。水も増えて、あの辺ももう全部、水浸しでした。いま重機が入っているところも早く復旧するに越したことはない」

 大雨で決壊した道路の路肩もまだ仮復旧の場所が目立ち、1日も早い工事の完了が待たれます。

(08/27 18:39 テレビ岩手)

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