■【再び緊張】岩手県にも一時「津波注意報」 後発地震注意情報の中、緊張走る 今のところ被害なし 引き続き備えを (岩手県)
「後発地震注意情報」が出されている中、再び緊張が走りました。12日正午前、青森県東方沖を震源とする最大震度4の地震が発生し、岩手県に今週2度目の「津波注意報」が発表されました。
【県立美術館】(サイレン)「地震です」
盛岡市の岩手県立美術館で、プラス1のスタッフが取材を始めようとしたまさにその時…
オブジェ揺れる「ガタガタ…」
また、青森県東方沖を震源とする地震が発生し、盛岡などで震度4を観測しました。地震の規模を示すマグニチュードは6.9で、8日深夜の地震以来、最も大きな規模でした。気象庁は。
気象庁会見
「津波注意報を発表しております。岩手県宮城県…」
今週2度目の津波注意報。釜石市の小学校には、偶然、避難訓練をしていた釜石市国際外語大学校に通うネパール人の学生が避難しました。
学校の職員
「きょうは学校で津波の避難訓練をやっていました。避難の途中で地震速報がありまして、ここへ来たところでした。日ごろから話をしているところではあったので、思い出しながら逃げてきたと。みんな一緒ですから安心しては落ち着いて行動できたと思います」
9日未明、70センチの津波が来た久慈市です。再び避難所に大勢の人が身を寄せました。市内の保育園は、およそ30人の園児を連れて、避難してきました。中にはまだ歩けない赤ちゃんもいます。8日の地震があってから、翌日に話し合いをして避難の場所や手段を変えたということです。
久慈湊保育園 岩山優子園長
「後発地震が来るっていうのをやっていたので、いつも近くに避難するんですけど山の方に。そこはやっぱり冬場で寒いので施設がちゃんと整ったところに避難しなければ長い時間子どもたちを見なきゃいけないので、ちょっと遠い、離れてますけど、こちらに避難してきました。先生たちに3人ずつ分けて、みんなでこちらに車で避難してきました。大事なものは近くに持っておく、お昼寝の時もカバンやジャンパーは持っておく、そういうのを地震に合わせてやっていました」
「後発地震注意情報」が出されている中の「津波注意報」。12日はおよそ2時間後に解除され、いまのところ目立った被害は報告されていませんが、今後も引き続き備えが必要です。
(12/12 18:49 テレビ岩手)
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