■コメ概算金60キロあたりさらに3000円引き上げ「ひとめぼれ」3万1000円「銀河のしずく」3万1500円 JA全農いわて(岩手県)
ことし2025年産のコメの「概算金」がさらに3000円引き上げとなりました。記録が残っている2004年以降で最も高い金額が3000円更新です。
「概算金」は、JAがコメを集荷する際に農家に前払いする代金のことで、コメの店頭小売価格の指標になります。
「JA全農いわて」は8月、ことし産のコメ60キロ当たりの概算金を、「ひとめぼれ」2万8000円、「銀河のしずく」2万8500円など去年より9000円増額することを決めました。
しかし、ことしは渇水などにより、去年よりもコメの収穫量が減ることが懸念されるほか、民間の集荷業者が高い価格でコメを買い取る動きがあるため、買い負けないためにさらに3000円上乗せすることを9月2日に決めたということです。
この結果、概算金は「ひとめぼれ」3万1000円、「銀河のしずく」3万1500円などとなりました。
主食のうるち米、もち米、酒造好適米、いずれも記録が残っている2004年以降で最も高い金額が、さらに更新された形です。
(09/09 18:44 テレビ岩手)
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